「私には稼げるスキルがない」なんて思っている人が、「ありのままの私でお金を生み出せる」と一歩踏み出せる本
「会社や組織に頼らず自分で稼いで、自由に生きていきたい」
「でも私には専門知識もスキルもないし、そんなの無理だよな…」
あなたがもしそんな風に思っていたら、ぜひこの本を読み進めてみてください。
きっと今までの思い込みが溶けて、勇気をもらえるはずです。
自力で稼ぎたいなら、専門知識を身につけて、スキルを磨いて、差別化して…よくあるビジネス書なら、こういうアドバイスが書いてあります。
しかし、この本は逆。知識もスキルも差別化も要らない。「あなたはあなたのままで稼げる人になっている」と教えてくれる、稼ぎ方の「逆転の発想」本です。
本当は誰でもお金を生み出す力を持っている。でもその力を9割の人が発揮できていません。なぜでしょうか。
それは、「お金を受け取れないから」。一瞬「?」となったかもしれませんね。
「誰かがお金をくれるのだったら喜んで受け取ればいい。それだけのことでは?」「なのに、受け取れないってどういうこと?」
じつはここに多く人が気づいていない心のブロックがある。本書はそう説きます。
給料でしかお金をもらう経験をしたことがない。これが心のブロックの正体です。
そのせいで、自分で生み出したサービスの対価として報酬を受け取ろうとしても、
「これだけのことで、こんな金額をもらって良いのだろうか?」(P29)
とブレーキを踏んでしまうというわけです。
ところがそのことに気づかないでいると、稼げないのは知識がないからだ、スキルが足りないからだと誤解してしまいます。
ではどうしたらいいか。答えは
「自分のスキルを磨くよりも、相手の欲求を知ることに意識を向けて行けばいい」(P61)
だそうです。
熱狂的なファンであれば、大好きな野球選手のサインボールは高くても手に入れます。でも興味のない人にはまったく価値がありません。
また、腹ペコでどうしようもないときは高級ステーキでもためらいなく注文してしまいます。でもお腹いっぱいの人は無料でも食べないでしょう。
このように、欲求の状態によって、価値のある/なしは変化する。だから、相手の欲求を理解できさえすれば自然とお金を生み出せますよ。これが本書の「逆転の稼ぎ方」のキモです。
著者はひとり起業家やスモールビジネスの支援をされている今井孝さん。
私も勉強させていただいていますが、「マイペース起業コンサル」という感じの優しい雰囲気で、クライアントの方からも「今井さんの話を聞くと安心する」「勇気が湧いてくる」と支持されています。
「ガツガツ知識を身につけて、他人と差別化してバリバリ稼ぐ」というのがお腹一杯な方は、この本を読んで自分らしい稼ぎ方を学んでみてください。
「今のままの私でも誰かのお役に立てるんだ」「価値を生み出せるんだ」と気づいて、明日からの毎日をもっとラクに楽しく過ごせるようになるでしょう。
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