『知的戦闘力を高める 独学の技法』(山口 周氏)3点即レポ

書評/本紹介/ブックレビュー

まずは問いの形で自分の探求したいテーマを立てる。問いの質を高めてそこから洞察を引き出すのが苦手なら、テーマに沿って、ユニークな一次情報を集めに行くことで差別化が可能となる。

即レポ①:独学の戦略は「捨てる」にあり。

独学の戦略とは、一言でいえば、「何について学ぶか」という大きな方向性を決めるということです。これは逆に言えば、「何を学ばないかを決める」ということでもあります。(P60)

→有限な時間であれこれ手を出して知識コレクターになってはいけない。特に私のように、幅広く興味の対象が移り変わるような人は要注意。

即レポ②:何を学ぶかの決め方は、「テーマが主で、ジャンルは従」

独学をするとなると、では「哲学を学ぶ」とか「歴史を学ぶ」とかといったように、ジャンルの設定から入ってしまいがちなのですが、大事なのはむしろ、自分が追求したい「テーマ」に方向性を持つということです。(P63−4)

たとえば、私の場合は、「イノベーションが起こる組織とはどのようなものか」とか「美意識はリーダーシップをどう向上させるのか」とか「共産主義革命はいまだ可能なのか」とか「キリスト教は悩めるビジネスパーソンを救えるか」といったテーマを持って独学に臨んでいます。(P64)

一方、ジャンルとは「心理学」や「歴史」や「文学」など、コンテンツの分類科目のことです。(中略)ジャンルに沿って勉強をするということは、すでに誰かが体系化した知識の枠組みに沿って勉強することですから、その人ならではの洞察や示唆が生まれにくいのです。(P64)

→テーマにはいろいろなジャンルの要素が掛け算されるので、独自性が高くなる。

即レポ③:洞察を引き出すのが苦手なら「一次情報」で差別化

示唆や洞察を引き出すよりも、情報を集めることが得意だという人の場合、書籍やネットを通じて得られる二次情報よりも、ユニークな一次情報の収集力で差別化を図る方がいいかもしれません。(P50)

→自分は足で稼ぐ方が合っているかもしれない。そうすると種々の現場に入り込んで取材ができるだけのコネクションが大事になってくる。

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